昨年から滋賀県の竜王町で活動するムラチグループが新人選手を発表した。村地綜合木材株式会社が運営する社会人企業チームで、元オリックスの中道勝士兼任コーチ(智弁学園)、150キロ左腕としてドラフト候補に挙がった松向 輝投手(市岐阜商)なども所属している。
第1回の現役ドラフトでは渡邉 大樹( 専大松戸 出身/前ヤクルト)を獲得し、外野の守備固めとしての期待が高かった渡邉は、一軍でわずか1試合のみの出場に終わりノーヒット。二軍でも48試合で打率.211(90-19)と苦しみ、同年オフに戦力外通告を受けた ...
投手として最速153キロ、野手としても高校通算45発のパワーを持つ。そんな森井の転機となったのは中学1年時の終わりごろ。新型コロナの蔓延で、学校や大会も無くなり、「最初は自分も何もやる気が起きなくて・・・。YouTubeを見て一日過ごしていたりしていました」。目標を失っていた中、心境に変化を与えたのは意外なものだった。
森井は高校通算45発、投手としても153キロを計測した身体能力の持ち主。桐朋中学の軟式チームでプレーすると、高校進学後も1年時から試合出場を重ねて注目の存在となった。