米アップルの年次開発者会議「WWDC」は、生成AI（人工知能）開発の遅れに対する釈明で始まった。生成AIを組み込んだ音声アシスタント「Siri（シリ）」の発表は2026年にずれ込む。足元ではトランプ関税でコスト増のリスクが顕在化。買い替えを促す材料は ...

2025年の「上海モーターショー」はテクノロジーショーケースと言えるような展示が目立った。直前に起きた中国・小米（シャオミ）の事故をきっかけに中国では先進運転支援システムの課題が表面化。「安全」が移動体の本質価値として重視され続ける可能性がある。

保険金の水増し請求を出向者が認識しているケースもあった。さらに、出向者は出向先での業務に励みながら、その貢献に応じて自動車損害賠償責任（自賠責）保険の契約を割り振られるなど、いびつな関係性が構築されていた。この関係性が不正を見逃し、助長してしまった側 ...

背景には「Q-BASS（キューベース）」と呼ばれる連携協定がある。24年、九州の地銀を中心に13行が半導体支援などで「九州・沖縄・山口の経済全体のパイを大きくする」ことを目標に結んだ。この協定での融資第1号がレスターだ。

2012年に運用を開始したストラテジックキャピタルは、足元で運用資産を急増させている。日本投資顧問業協会の統計によると、19年3月の運用資産額は112億円だった。一方、最新の報告である24年12月の統計では、運用資産額は10倍となる1121億円。特に ...

日本製鉄によるUSスチールの買収交渉や、米トランプ政権の高関税政策で注目される米国の鉄鋼市場。関税障壁の内側でビジネスを展開する「インサイダー」の立ち位置を狙うのは日鉄だけではない。韓国の現代製鉄や欧州アルセロール・ミタル、そしてJFEホールディング ...

いわき信用組合（福島県いわき市）が預金者に無断で口座を開設し、架空融資を繰り返していた問題が波紋を広げている。第三者委員会が5月30日に公表した調査結果によると不正融資は遅くとも2004年から始まり、不正総額は少なくとも247億円に上るという。

「iPhone」の受託生産で知られる台湾の電子機器受託製造企業（EMS）、鴻海（ホンハイ）精密工業。シャープの買収や日産自動車との関係など、日本企業との関わりも深い企業だ。今回は最近の同社の動きについて、過去記事から注目のトピックを紹介していく。

2025年春、世界的認知心理学者の今井むつみさんが、慶應大学SFCで認知心理学の最終講義を実施しました。そこで今井さんが語った「人間の思考の特徴」とは？　『人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学』からの抜粋1回目です。

家の中のほこりが健康に及ぼす害は想像以上かもしれない。ほこりには、死んだ皮膚の細胞、切れた毛髪、ペットのフケ、衣類や家具の繊維、ダニ、カビなどの真菌の胞子、花粉などのアレルゲン、細菌、外から侵入した土壌の粒子のほかに、さまざまなものが含まれている。実 ...

「ペロブスカイト」は発電層に用いる結晶構造を指し、次世代太陽光パネルとして期待を集める。日本で開発され、主原料のヨウ素は日本が世界シェアの約4分の1を握る。世界で開発競争が進むが、まだ本格的な実用化には至っていない。

豊田自動織機を非公開化するTOB（株式公開買い付け）に対し、株主の英運用会社ゼナーアセットマネジメントのデイビッド・ミッチンソン最高投資責任者（CIO）は「豊田織機が持つ世界的に強い事業の価値がTOB価格に反映されていない」と異論を唱えた。