立憲民主党は12日、次期食料・農業・農村基本計画の骨子案について議論した。2027年度以降の水田政策を巡り、飼料用米への支援を続けるよう求める意見が相次いだ。高騰する物流コストへの対応策を盛り込むよ ...
江藤拓農相は12日の閣議後会見で、日本が米国などから年間77万トンを義務的に輸入しているミニマムアクセス(最低輸入機会=MA)米を巡り、「(輸入量の削減について)取り組みたい一つの課題にしたい」と意欲を示した。江藤農相は7日の衆院予算委員会で、1月か ...
自民党は12日、農業の環境負荷低減に関する政府への提言をまとめた。近年の猛暑や病害虫の発生で環境負荷低減対策のハードルが上がる中、取り組みが後退しないよう、農家の所得確保への十分な支援や消費者理解の ...
東京農業大学は12日、スマート農業に関するシンポジウムを開いた。東京大学の海津裕准教授は、害獣追い払いや畦畔(けいはん)除草など、圃場(ほじょう)外で活用する小型ロボットを紹介。追い払い試験では短期 ...
小売りや外食など食品事業者向けの国内最大級の展示商談会「スーパーマーケット・トレードショー」が12日、千葉市で開幕した。円安で輸入品に逆風が吹く中、輸入が中心を占める冷凍フルーツやカット野菜の市場に ...
農畜産業振興機構(alic)は、肉用牛肥育経営安定交付金(牛マルキン)の2024年12月販売分の交付単価(確定値)を公表した。肉専用種の発動は北海道だけで、前月から19府県減と大幅に減った。年末商戦 ... 続きを読む ...
鳥取県日吉津村のNPO法人大地は、白ネギ出荷用の段ボール箱の組み立て時に、ガムテープを適正な位置に貼る作業を補助する器具を開発した。段ボールの上に器具を載せると、2本のレール状の塩ビ管がふたを押さえ ...
財務省が公表した2024年12月の貿易統計(確報)によると、キャベツの輸入量が前年同月比9倍と急増した。果実の輸入量は同3%減。航路の影響などでグレープフルーツは半減となった。食肉は牛・豚肉が増え、 ...
国民民主党は11日、東京都内で党大会を開いた。古川元久代表代行は、所得税が発生する「年収103万円の壁」引き上げを巡る自民、公明両党との協議に関し「安易に妥協するつもりはない」と明言。夏の参院選では ...
「病院が米の値上げに応じてくれない」。本紙「農家の特報班」に首都圏の米穀店からSOSが届いた。生産資材の値上げや米の集荷競争を背景に、価格が大きく上昇した2024年産米。仕入れ値が上昇し、取引先の病院に値上げを打診するも応じてもらえないという。実態を ...
農水省は、今通常国会に提出する土地改良法改正案で災害対策を拡充する。被災した農業水利施設を受益農家の申請・同意・負担なしで復旧する「急施の事業」の対象に改良復旧を加える。損壊の恐れがある施設の整備や ...
「米は十分あるが、問題は流通にある」と政府は米価高騰の原因は流通業界の「買い占め」だと言って、まだ「米は余っている」と強弁する。しかし、市場関係者が「不足感」を感じているから、買いだめが起こるわけで ...